イチジクの葉が黄色くなる・落ちる原因と対策
Aktualisiert: 2026-07-29
植えているイチジクの葉が急に黄色くなったり、まだ暖かい時期なのにパラパラ落ちてしまったりすると心配になるものです。原因はひとつではなく、水やりの過不足、肥料切れ、病気、害虫、そして季節による自然な落葉まで多岐にわたります。この記事では、葉の黄変・落葉を症状別に見分け、原因ごとの対策を整理します。

まず確認したい3つのポイント
- 黄色くなっているのは下葉(古い葉)か、それとも新しい葉か
- 葉全体が黄色いのか、葉脈は緑のまま葉肉だけが黄変しているか
- 斑点・カビ・虫の姿など、黄変以外に気になるサインがあるか
1. 水切れによる黄変
土が乾ききった状態が続くと、葉の縁からしおれるように黄色くなり、そのまま落葉することがあります。特に鉢植えは土の量が少なく乾きやすいため、真夏は水切れによる黄変が起きやすい環境です。表土が乾いたらたっぷり水を与え、鉢底から水が流れ出るまで灌水するのが基本です。
2. 過湿・根腐れによる黄変
逆に水のやりすぎや水はけの悪い用土は根を傷め、下葉から順に黄色くなって落ちる症状を招きます。受け皿に水をためっぱなしにしていたり、土がいつもジメジメしている場合は要注意です。水はけのよい用土に見直し、表土が乾いてから水を与えるリズムに戻しましょう。
3. 肥料切れ・微量要素の不足
窒素が不足すると葉全体が薄い黄緑色になり、マグネシウムなど微量要素が不足すると葉脈は緑のまま葉肉だけが黄色くなる症状が出ることがあります。生育期に肥料切れが疑われる場合は、緩効性の化成肥料や液肥で追肥して様子を見ます。ただし窒素を与えすぎると枝葉ばかり茂って実つきが悪くなるため、量は控えめにするのがコツです。
4. 病害による黄斑・落葉
葉の表に黄色〜褐色の斑点が出て、裏側に粉状の胞子のようなものが見られる場合は、さび病などの病害が疑われます。進行すると葉が黄変して早期に落葉し、樹の勢いを落とす原因になります。発病した葉は見つけ次第取り除いて処分し、株元や枝の間の風通しを良くしておくと予防につながります。
5. ハダニなど害虫による黄化
葉の表面が細かくかすれたように黄白色になり、葉裏に小さな虫や糸のようなものが見られる場合は、ハダニの被害が疑われます。乾燥した環境で発生しやすいため、葉裏にも霧吹きで水をかけるなどして予防し、発生に気づいたら早めに対処しましょう。
6. 秋の自然な落葉は心配不要
イチジクは冬に葉を落とす落葉樹です。気温が下がってくると、下葉から順に黄色くなって自然に落葉していきます。これは休眠に向けた正常な生理現象なので、特別な対策は必要ありません。
葉の黄変・落葉は、いつ・どこから・どんな見た目で起きているかを観察すれば、原因をかなり絞り込めます。水やりと用土を見直し、肥料は控えめに、病害虫は早期発見・早期対処を心がければ、多くの場合は改善します。判断に迷うときは、葉の写真を撮って掲示板で相談したり、品種図鑑で他の株の様子と見比べてみるのもおすすめです。
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